「2021年最新版」理学療法士に読んで欲しいおすすめ 書籍5選

メガネ

運動機能が低下した方に専門的なサポートを提供する理学療法士。今回は、理学療法士の方々にぜひ読んで欲しい書籍を5つ紹介します。今の気持ちに合う書籍を手に取り、これからの働き方を見つめ直す際にお役立てください。

病気がみえる vol.2 循環器

著者

医療情報科学研究所

出版社

メディックメディア

定価

3,960円(税込)

内容

循環器系の疾患について豊富な図や写真、イラストなどを用いて、視覚的に分かりやすく解説している参考書です。何度も重版されている人気シリーズなので、在学中にすでに購入した方も多いのではないでしょうか。本書は理学療法士はもとより、医師や看護師、薬剤師、管理栄養士などの医療関係のすべての方を対象としているため、理学療法士としての視点だけでなく、他の専門職の視点で病気や症状を理解する際にも役立ちます。理学療法士は、心疾患によりリハビリテーションが必要になった患者さんと接する機会が多いです。心疾患の特徴や症状を深く理解していることで、より患者さんに寄り添ったリハビリテーションを行えるようになるでしょう。また、心疾患の患者さんは急性期にあることも多いですが、本書ではリスク管理についても詳細に記載されています。じっくりと読み込み、自分の中に落とし込むことで、急変が起こったときにも慌てずに対応できるようになるでしょう。

フィジカルアセスメントがみえる

著者

医療情報科学研究所

出版社

メディックメディア

定価

5,480円(税込)

内容

本書は、患者さんの急変に備えたいと考えている理学療法士におすすめの本です。看護学生向けのスタンスで記載されていますが、医療関係者、特に急性期患者と関わる医療職の方なら、本書を読んでおくことで万が一の事態にも対応しやすくなるでしょう。看護学生向けの本なので、バイタルサインや呼吸をどのように調べ、どう評価するかといった基本的なことも豊富なビジュアルで細かく記載されています。フィジカルアセスメントの手順に不安がある方も、本書では根拠を交えて詳しく解説しているため、単に知識として知るのではなく理解を深めながらスキルとして習得することが可能です。また、随所に現役の看護師や医師による実践的なアドバイスも記載され、厚みのある内容になっています。パソコンやスマホで呼吸音・心音をチェックできる付録付きです。フィジカルアセスメントを実践する前に、ぜひ付録を使ってシミュレーションをしておきましょう。

運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略

著者

工藤慎太郎

出版社

医学書院

定価

5,720円(税込)

内容

リハビリテーションの実践も大切なことですが、患者さんの状態を正しく評価することも大切です。反対に言えば、患者さんの状態が正しく評価できていないならば、適切なリハビリテーションを実施できず、患者さんの状態が悪化する恐れもあるでしょう。本書では、運動機能に障害がある患者さんを評価するために知っておきたいことが効率よくまとめられています。細部に至って理学療法士の目線で記されていますので、ページ順に読むだけで理解を深めることが可能です。また、リハビリテーションによって患者さんにどのような効果が期待できるのか、また、どの程度の期間、リハビリテーションを続ける必要があるのかといった医療の現場ではチェックしづらい項目についても、アセスメントの方法が詳しく記されています。より患者さん目線に立ったリハビリテーションを実施したい理学療法士なら、繰り返し読んでおきたい一冊です。

コツさえわかればあなたも読める リハに役立つ脳画像−改訂第2版

著者

大村優慈

出版社

メジカルビュー社

定価

4,180円(税込)

内容

脳卒中の患者さんのリハビリテーションの方針を決定する際、脳画像を読み解くことは不可欠です。しかし、学校のカリキュラムでも脳画像の解読に使う時間は十分とは言えず、自信をもってリハビリテーションの指針を決めていける理学療法士は多いとはいえないでしょう。本書では脳画像の読み方を豊富な事例に基づいて詳しく解説しています。解読のポイントについても分かりやすい文章でまとめられていますので、障害を受けている部分と機能が残っている部分を的確に判別・予測できるようになるでしょう。また、認知症の方の脳画像の事例が特に豊富なため、高齢の患者さんと接する理学療法士にもおすすめです。

療法士が変わるときに手にする本

著者

鯨岡栄一郎

出版社

運動と医学の出版社

定価

2,200円(税込)

内容

熱い想いを抱いて理学療法士を目指した方でも、日々の業務に疲れ、「もう辞めたい」「理学療法士以外の仕事に転職しようかな」と考える瞬間はあるでしょう。辞めたいと考えるようになると、理学療法士の仕事に対して向き合うことが難しくなります。本書は、理学療法士としてモチベーションを持ち続けることが難しくなったときにおすすめの一冊です。なぜ自分に対してネガティブになってしまうのか、なぜ仕事に対するモチベーションが下がってしまったのか、そして、努力をし続けることに対して「つらい」と感じるようになったのかを、心の流れに沿って丁寧に解説しています。また、単にモチベーションが下がったのではなく、職場環境がつらいと感じている理学療法士も多いでしょう。本書では職場のスタッフとコミュニケーションをとる具体的なスキルについても解説していますので、対人関係に悩みのある方にもおすすめです。

まとめ

女性

患者さんごとに必要なリハビリテーションは異なります。患者さんに合うリハビリテーションを提供するためにも、理学療法士は日々学び続ける必要があるといえるでしょう。また、患者さんの機能回復という重要な部分に携わるからこそ、責任感を覚え、仕事に対して苦しさを感じるようになる方もいます。紹介した書籍は、いずれも理学療法士の学びやモチベーション維持におすすめのものです。理学療法士としてさらにスキルアップしたい方、また、理学療法士の仕事がつらいと感じている方は、ぜひ書物によるサポートを受けてみてはいかがでしょうか。

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